「はてな」が面白い。
僕はもともと、はてなダイアリーを利用するためにユーザー登録したので、「人力検索サイト」としての「はてな」にはあまり興味がありませんでした。
ところが、昨日質問一覧をつらつら眺めていたら、僕に解答できそうな質問があったんですね。そこで、つたない答えだったのですが、解答してみました。すると、しばらくしてからお礼とともにはてなポイントをいただいてしまいました。
はてなポイントは有料サービスを利用するために購入したのですが、実際こうやってはてな内で利用してみると面白いですね。もちろん、僕のつたない解答に丁寧なお礼をしていただいたこともうれしかったのですが、その「対価」としてポイントをいただけるというのも非常にうれしかったです。
ということで、最近ダイアリーだけではなく「はてな」のほうにもはまりつつあります。
で、ふと思ったのですが、はてなポイントって地域通貨的なものなんじゃないだろうか?はてなはネット上の仮想コミュニティなので物理的な「地域」というものはないのですが、その一方でバーチャルであるとはいえ、コミュニティであることには間違いがないわけですから、そこで「地域通貨」的な役割を果たしているはてなポイントは、地域通貨と呼んでもいいんじゃないだろうか?そう考えるようになりました。
でも、恐らくこういう事はもう他に考えている人がいっぱいいるんだろうなぁ、と思って「はてなポイント」「地域通貨」というキーワードで検索をかけてみました。始めに先行研究を洗い出すのは研究の基本ですからね(笑。
すると、やっぱり同じことを考えている人がたくさんいました。本当はすべてここにリンクを貼りたいのですが、あまりに数が多いので、代わりにGoogleの検索結果を貼っておきます。興味のある方はどうぞ。
はてなポイントに対する経済学的な見解を大きく分けると、1.地域通貨である、という考え方と、2.ネット上での小額決済を可能にする電子マネーである、という考え方の二つがあるみたいです。
どちらの考え方が妥当なのか、あるいはこの両者は並立可能なものなのか、今の僕には分かりませんが、すごく興味をそそられるテーマです。原稿が終わったら、ちょっと本気で考えてみたいと思います。
ということで、なんか尻切れトンボな文章になってしまいましたが、仕事に戻ります。