国立でのサッカー観戦の感想など
昨日の敗戦から立ち直ってきたので、初のサッカー観戦の感想など。
初めて国立競技場を見た感想は、「で・か・い・！」の一言。駅を降りてちょっと歩くと競技場が見えたんですが、歩いても歩いても競技場につかない！夜だったこともありますが、大きすぎて距離感がつかめなかったんですね。
荷物検査、チケット確認と言うお決まりのチェックを過ぎて競技場へ。メインスタジアムに入ります。
ここで思ったこともやっぱり「で・か・い・！」。まあ、野球場よりも広いわけですからでかいのは当たり前なんですが、それにしても大きい。照明塔の明かりに照らされて幻想的な風景でした。
しかし、大きさの割にはピッチが近くに見える。僕はメインスタンドのホーム側ゴール裏近くにいたので、アウェイ側は遠く見えたのですが、ホーム側のグランドは近くに見えました。
このとき思ったのですが、サッカーのスタジアムって、どこにいてもそれなりにサッカーを楽しむことが出来るんですね。メインの中心付近にいれば両方のゴール付近をそれなりによく見れますが、どちらも少し遠くなります。ゴール裏は、反対側のゴール付近がかなり遠くなりますが、自分のほうのゴール付近はメインよりもよく見える（んだと思う。行ったことがないので分からないんですが）。前のほうは迫力があるかもしれないけど、戦況はスタンド上部のほうがよく見える。
どこにいても、それなりに楽しみがあるのはいいですね。野球の場合、やっぱりバックネット裏＞内野席＞外野席って感じになりますからね。外野席だと、試合そのものはあまりよく分からなくなっちゃう。ゲームの7割がバッテリーと打者との対戦ですから、そこから遠くなるとやっぱり面白さが減る気がします。
サッカーの場合、ピッチ全体を使って試合をしているわけですから、スタジアムのどこにいてもそれなりにいいシーンを比較的近くで見るチャンスがあるわけです。この辺は、サッカーのいいところでしょうね。
試合が始まる前、楽天の三木谷社長が登場して、新潟に5800万円（！）の義捐金を進呈してくれました。まさか、そんな人が来るとは思わなかったのでちょっとびっくり。サポーターから「三木谷・三木谷・男前！」コールが起こってました。
アルビにはチアリーダーがいるのですが*1、遠くからしか見えませんでした。ま、それはいいや。
で、試合開始。
初めて生でサッカーの試合を見て思ったんですが、サッカーって生で見たほうがよく分かりますね。野球も生で見たほうが「試合の流れ」は分かりやすい*2んですが、サッカーの場合、「試合の流れ」だけではなく、選手のポジショニングがよく分かる分、それぞれのプレイの意味がつかみやすい。
また、ファウルの判定も、生のほうが分かりやすいですね。テレビでサッカーを見ていると、ファウルとファウルでないプレイの差がよく分からなかったりするんですが、今回観戦してみると、生で見ていると違いが分かるんですね。これも意外な発見でした。なんで生のほうが分かるんだろう？
ハーフタイム（だったと思うんですが）に、今日の観客動員数が発表されました。これはどこのチームもやっているのかな？正直1万人って言う数字はあまり発表したくない数字だったと思うんですが、それも隠さず発表したのは偉いですね。
しかし、もうちょっと入っているような感じもしました。っていうか、あの人数なら、野球だったら2万人くらいで発表すると思うなぁ。あれで１万人なのかぁ。野球の動員数さば読みの現実を、意外なところで実感することとなりました。
応援についても少しだけ。サッカーの応援は、意外と覚えやすい感じでした。今回、アルビの応援はほぼ覚えられたと思うので、今度からはゴール裏に行こうかなぁ、と思ってます。
というのは、メインスタンドが意外と静かだったからです。サッカーって、観客皆が「オレオレ」言っているイメージだったんですが（古いイメージだなぁ、我ながら）、今回の試合に限って言えば、メインスタンドは静か。横浜スタジアムのホーム側内野席のほうが賑やかな位でしたねぇ。
出来れば声を出して応援したいので、今度からはゴール裏に行くことにしようと思ってます。応援も覚えたし、後はレプリカユニを買えばいいだけですから。タオルマフラーは今回買いましたしね。
試合に負けたのが残念で、試合後は落ち込んだ、というか悲しくなりましたが*3、サッカー観戦そのものは面白かったです。また近いうちに行きたいなぁ。
