無線通信が意外と重要

エースコンバット5、空き時間を見つけては少しづつやっています。

このゲームでは、無線通信がよくクローズアップされています。僕は、「多分、編隊での空戦の雰囲気を出すために無線通信を取り入れたんだろうなぁ」と思ってました。雰囲気作りのBGMとして無線を使ったんだろう、そう考えていました。

そこで、最初無線の言語を「英語」にしてプレイしていたんですね。英語でも三分の一くらいは聞き取れますし、字幕も出るから大丈夫だろうと。

しかし。

このゲーム、無線で重要な指示が出るシーンが多いんですよ。そうなると、字幕を注意して見なければならなくなります。しかし、空戦中のパイロットは、HUDで表示される機体姿勢、高度、速度、レーダーの画面など、沢山の情報を瞬時に判断し、意思決定を行わなければなりません。字幕なんて読んでるヒマあるか!

ってことで、無線音声を日本語にしてプレイすることにしました。このゲーム、なぜか一度キャンペーンモードを始めてしまうと言語の切替が出来ず、言語を切り替えたければ初めからやり直さなくてはならないみたいです。

(追記。Pinxterbloemさんからご指摘があり、ミッション開始前に言語の切り替えが出来ることが判明いたしました。Pinxterbloemさん、ご指摘ありがとうございました。)

仕方ないので初めからやり直し。面倒くさいなぁ。(追記。だからこんなことしなくて良かったんですね・・・。)

すると。

以前のプレイでてこずっていたシナリオもあっさりクリアできるようになりました。実は、かなり初期のシナリオで行き詰まってしまい少しへこんでいたんですが、無線通信を日本語にしたとたん、そのシナリオもあっさりクリアしてしまいました。

理由は明白です。無線通信から得られる情報が音声として直感的に認識できるようになったおかげで、「今自分がどういう状況なのか」と言うのがすぐわかるようになったからです。

この無線通信、いろんな情報を伝えてくれます。空中哨戒機からは「ロックオンされた」とか、「ミサイルが発射された」と言う情報、あるいは自機が投下した爆弾やミサイルがあたったかどうか、と言った情報を伝えてくれます。かなりうれしい。

また、ミッションにかかわる情報も無線でガンガン流れてきます。このゲーム、編隊の僚機だけでなく、地上部隊や他の編隊との協調作戦を行うことが多いのですが、他の部隊からの無線が「自分が今何をすべきか」という意思決定を行うための貴重な情報を流してくれます。

結果、今までよりもスムーズに作戦を遂行することが出来るように。無線は、BGMじゃなかったんですね。プレイをする上できわめて重要な情報を無線が流してくれます。逆にいうと、それくらい無線通信を作りこんであるんですね。このゲームが、やたら無線通信を強調する理由がわかりました。

ということで、このゲームを英語モードでプレイして「難しすぎる・・・」と言う方は、一度日本語モードでプレイすることをお勧めします。もちろん、英語がネイティブ並にわかると言うのであればいいのですが、そうでないのなら、日本語のほうが絶対いいですよ。字幕を読んでいると、疲れますし、その字幕を読むほんのコンマ何秒が命取りになりかねません(って言うほどシビアなゲームではないですが、まあ一応気分で)。

無線の重要性がわかってから、ますますこのゲームが好きになってきました。数年ぶりにゲームにはまりそうです。