エースコンバット5 クリア

エースコンバット5、クリアいたしました。ゲームをクリアするまでちゃんとやったのは久しぶりだなぁ。まあ、僕が最近やったゲームって、シムシティとかグランツーリスモとか、「クリア」って言う概念があんまりないゲームが多かったですけどね。

でも、最後まで放り投げずにちゃんとやったってことは、それだけ面白かったってことでもあります。特に、シナリオが割と良くて、「この後どうなるんだろう?」っていう興味を最後まで持ち続けられたのが、クリアするまでモチベーションが下がらなかった要因だと思います。

まあ、一応クリアしたと言うことで、良かった点、悪かった点を挙げてみようと思います。

まず、良かった点。

画像が綺麗
すごく画像が綺麗でした。特に、リプレイでは、ベイパーもちゃんと出ますし、尾翼が操作に合わせてきちんと動くなど、細かいところもちゃんと再現してあってちょっと感動しました。操作になれてちゃんと飛べるようになると、リプレイも本物のビデオを見ているような感じになりますよ。
操作が簡単
これは意見が分かれるところだと思いますが、一応良かった点としてあげておきます。バリバリのフライトシミュレーターだと、まともに飛べるようになるまでかなりの時間がかかるのですが、このゲームではループやインメルマンなども機体の運動エネルギーを気にすることなく簡単に行うことが出来ます。よっぽど変なことをしない限り失速しません。このゲームのターゲットを考えると、これくらい操作が簡単なほうがいいでしょうね。
無線がいい
「うるさい」などの批判もある無線システムですが、僕は気に入りました。以前の日記にも書きましたが、この無線、結構重要な情報を流してくれるんですよ。「レーダー照射を受けている」とか、「隊長のミサイル、命中せず」とか、こちらをカバーしてくれるような情報もしゃべってくれます。空戦の雰囲気も出ますし、いいんじゃないでしょうか。
機体が多い
実在の機体が多いです。リプレイが結構綺麗なので、機体が多いとそれだけリプレイも楽しみになりますね。それぞれの機体の個性も「それなりに」表現されていると思います。
一シナリオの長さがちょうどいい
基本的に、10分〜30分程度で一つのシナリオが終わります(リトライせずに一回で作戦が成功した場合ですが)。あまり長時間ゲームが出来ない社会人には、これくらいの長さがちょうどいいです。暇なときはたくさんのシナリオをすればいいし、忙しいときでも1時間弱ゲームの時間が確保できれば、ゲームを進めることが出来ます。
編隊システムもそれなりにいい
部隊で飛ぶというコンセプトはすごく良かったと思います。一揆で飛ぶよりよっぽどいい。「あまり僚機が役に立たない」との意見もありますが、後ろに付かれた敵機を振り払ってもらったり、敵の防御力を削いでもらったりと、それなりに役に立ったと思いますけどねぇ、僕は。

不満な点も挙げておきましょう。

レーダーの策敵範囲が勝手に変わる
これは好みの問題なのですが。このゲーム、敵が近づくとレーダーが近距離向けに策敵範囲が狭まり、遠くに敵がいるときには遠距離向けに策敵範囲が広くなると言うシステムになっています。気づかないうちに策敵範囲が変わって距離がつかみづらい。真ん中位の策敵範囲で固定してもらって、広範囲の敵を見るときにはボタンで広範囲のレーダーを見るというシステムでよかったような。広範囲を見るレーダー画面も付いているわけですし。
ロックオンする敵の切り替えがしづらい
これはいろいろな方が批判していますが、僕もこの点はまずいと思います。ちょっと反応が鈍い感じがするんですよね。実機ではどうか知りませんが、ゲームなんですからもう少しスパッと切り替わってくれるとうれしいんですけどねぇ。
もうちょっと空戦がしたかった
地上部隊と航空部隊の両方が敵になるシナリオが多く、純粋に空戦を楽しめるシナリオが少なかったような気がします。純粋な空戦が楽しめるシナリオがもう少しあっても良かったと思うんですけどねぇ。
作戦開始前にもムービーが挿入されている
ムービーパートは作戦部分と切り離したほうが良かったと思います。少なくとも、リプレイ時にはムービーパートを省略して欲しかった。

まあ、こんなところでしょうか。全体的に見て、すごく面白いゲームでした。一応、一回クリアしたんですが、クリアした後もまだまだ楽しめる要素があるみたいです。ネタばれになりそうなので詳細は書きませんが。まだしばらくこのゲームで遊べそうです。