ドラマ新撰組

久しぶりにちゃんと最初から最後まで見ました。今週は前半から中盤にかけて、完全にコメディーで面白かったですね。三谷幸喜ワールド炸裂!、といった感じで、三谷さんファンの僕としてはとてもよかったです。昔からの新撰組ファンはどう思っているのか分かりませんが。

今回の話は、当事者としては笑い話では済まない話なのですが、傍から見ているとその当事者たちの必死さがむしろ可笑しい。僕は三谷さん脚本のドラマや映画は「王様のレストラン」と「ラジオの時間」、あと「古畑任三郎」と「HR」くらいしか見ていないのですが、この「当事者は必死なんだけど、第三者からは笑い話にしかならない」っていうコメディーのスタイルは、三谷さんの脚本に常に貫かれているような気がします。

まぁ、僕たちの人生も同じようなものなのかもしれませんけどね。僕たちも、日々の生活の中でいろいろ考えて、必死になって生きているわけですが、傍から見れば、くだらないことに悩んで、つまんないところで間違いを犯して、七転八倒している滑稽な人生なのかもしれません。

そう考えれば、あまり人生に深く悩まずに、もうちょっとおおらかに生きてもいいのかもしれませんね。所詮、人生なんてコメディーなんですから。深刻になることはないのかも。

だから、原稿の締め切りが間に合わないなんて、そんなことどうだっていいことなんです(それは違r。

<追記>
三谷さんが得意なシチュエーションコメディーって、もともと

設定や筋書きの仕掛けで笑わせる。窮地においこまれた登場人物がむりやり苦肉の策をひねりだして、さらに墓穴を掘るなど。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b7%a5%c1%a5%e5%a5%a8%a1%bc%a5%b7%a5%e7%a5%f3%a1%a6%a5%b3%a5%e1%a5%c7%a5%a3

っていうものだったんですね。必死な人間を笑うのがシチュエーションコメディーなのかぁ。しらなかった・・・(汗;