新札
言われてみれば、盛り上がりに欠けているような。
今のお札が発行されたのは、僕が小学校の頃だったのですが、その頃はもっといろんなメディアが新札の話題を取り上げていた記憶があるのですが。今回は、あまり話題になりませんね。
まあ、前回の新札発行の時と比べると、少し話題性に欠けるところがあるのかもしれません。お札にはいろいろな新技術が導入されるのですが、比較的最近新しいお札が発行された(2000円札)こともあり、技術的な目新しさに欠けるというところがあるように思います。あるいは、あまりに技術が高度になりすぎて、一般人には「もうどうでもいい」という感じになっているのかもしれません*1。
また、前回の時には、お札の肖像画のラインナップから聖徳太子が消えた、という点も話題になりましたよね。また、政治家の伊藤博文が消えて代わりに作家の夏目漱石になるなど、肖像画の顔ぶれに新鮮さが感じられました。
しかし、それに慣れてしまうと、新しい肖像画になってもあまり驚かなくなってしまうのかもしれません。今回も、女性の樋口一葉が肖像画として採用されるなど、それなりに面白いラインナップになっているんですが、1万円の肖像画が再び福沢諭吉になるなど、いまいち興を削ぐようなところも見られます。
まあ、盛り上がりに欠けるのはある程度しょうがないんじゃないですかね。新しいお札が流通し始めれば、自然に浸透していくでしょう。
僕個人としては、この機会に2000円札ももっと普及して欲しいんですけどねぇ。結構便利だと思うんですけどね。ただ、自販機で使いづらいから*2、やっぱり普及しないかなぁ。