エンジェル係数

今日は珍しく朝から黙々とお仕事しています。仕事の関係で、公務員試験の過去問を見ていると、問題文中にこんな単語が。




エンジェル係数




あひゃひゃひゃひゃ。「エンゲル係数」じゃなくて、「エンジェル係数」ですか!こんなひどい引っかけ問題見たことないですよ!!誰がこんなの間違えるんでしょう。問題文には「エンジェル係数とは、・・・」なんてもっともらしい説明がつけてありますが、これを正答として選ぶ人はいないですよ。

エンジェル係数ねぇ。それにしても、もうちょっとましな問題作ればいいのに・・・。



・・・。



ここで、ふと不安になりました。「ひょっとして、エンジェル係数っていう係数、本当にあるんじゃないだろうか・・・」。

ま、そんな係数聞いたことないですし、たぶん存在しないはずなんですが、一応確認するに越したことはありません。

ということで、googleさんで検索。

げっ!!

野村證券グループ エンジェル係数調査

本当にあった。。。

今回で第8回となる本調査は、野村證券が89年(平成元年)より隔年で継続実施しているものです。家計と子育てを継続的に見る視点として「家計支出に占める子育て費用の割合」=「エンジェル係数」という造語を打ち出し、過去15年間にわたり、子育てという観点から家計の現状、経済事情を定量的に捉えたユニークな調査として各方面から注目されてきました。

なるほど。子育てに関する指標なんですか。

これは面白い調査ですね。少子化の一つの要因として「養育費に対する不安」が上げられますが、この調査を使えば、実際に「子育て」がどれくらい家計にとって負担になるか分かります。また、景気と養育費の関係、あるいは経済成長と養育費の関係など、いろいろ興味深いデータを得ることが出来そう。

結構まじめな係数だったんですね。しかし、こんな係数、全く知らなかったなぁ。僕もまだまだ勉強不足ですね。