首都大学野球 プロアマ交流戦

あぁ、昨日も更新するのを忘れてしまった・・・。こんなことしていると、どんどんアクセスが減っちゃうなぁ。

さて、昨日なんですが、これを見に東京ドームに行ってきました。

<首都大学野球>プロ・アマ交流戦で原父子が監督対決毎日新聞

この交流戦ですが、首都大学野球に加盟している大学の現役野球部の選抜チームと、首都大学野球出身の現役プロ選手の選抜チームが対戦する交流試合です。入場料が1000円で全席自由席ととってもリーズナブルなお値段だったので、のこのこ東京ドームまで足を運んだわけです。

試合開始は1時からだと思っていたのですが、実際には12時からだったようで、僕がついたときにはすでに試合は3回が終了していました。あちゃー。

で、せっかくの自由席なのでバックネット裏に行こうと思ったんですが。人がいっぱいで入れないんです。案外お客さん入ってました。まあ、今回は二階席、外野席が解放されていないようだったので、お客さんはみんな一階の内野席にいたため、バックネット裏に人が集中してしまったようなんですが、それにしても結構入っていましたよ。1万人くらいいたんじゃないかなぁ。ガラガラの球場を予想していた僕はちょっと考えが甘かったようです。

今回の試合の目玉はいろいろあるのですが、最大の注目はやはり、上に紹介した記事にもある通り、元巨人軍監督の原辰則氏がプロ選抜の監督を、そして前東海大学監督で辰則氏の父の貢氏が学生選抜の指揮をとるという、両軍監督の親子対決でしょう。交流試合の采配を「対決」なんて形であおるのはどうかとも思うんですが、なかなかない機会ですからその辺は主催者側のあおりに乗ってあげようかなぁ、なんて思いながら観戦してました。

両監督とも、攻撃中は3塁コーチをしていました。僕は三塁側にいたので、原監督もはっきりと見えました。監督は巨人の背番号8のユニフォームで出場。原監督を見ることが出来てうれしかったです。僕、原監督は結構好きなんですよね。また、巨人の監督やらないかなぁ。僕は巨人ファンじゃないですが、原監督の巨人はなんか好きですねぇ。別のチームの監督でもいいんですけど、やっぱり原さんは巨人ですよねぇ。

で、試合のほうですが前半はなかなかしまった好ゲーム。テンポよく試合が進んでいきます。スタンドでは、各大学のチアリーダーがそれぞれ交代で学生選抜、プロ選抜の応援をしていました。元気なチアの応援を見ているのも楽しいですね。結構可愛い子もいますし。しかし、このチアの応援ですが、各校がどんな応援をするのかなぁ、なんてスタンドばかり見ていて気づいたらその回の攻撃が終わっていたなんてこともあり、その辺はちょっと問題ですね(チアに見とれて試合を見ていない僕が問題なんですがね)。

試合は、後半戦に入ると学生選抜がプロにつかまります。7回にホームラン攻勢で一挙5点。プロの破壊力を見せつけます。やっぱ、プロはすごいですねぇ。学生選抜もよくがんばったと思うのですが、やっぱりプロにはかないませんでしたね。結果、9対5でプロ選抜の勝利となりました。

で、プロとアマの勝負も面白かったのですが、最大の見せ場は九回表、2アウトにやってきました。オーロラビジョンに、巨人軍の背番号8が映し出されます。原監督ですねぇ。なんか、ヘルメットかぶって素振りしていますよ・・・。ま・さ・か・!

そうです。九回表2アウトの場面(最後の打者ですね)で、原監督が代打で登場!会場はこの日一番の盛り上がりを見せます。バッターボックスに入る原監督、いや原辰則選手。まさか、生で原選手の打席を見ることが出来るとは思っていなかったので、僕も大興奮!現役を離れてずいぶん時間が経っていますので、あまり期待は出来ないんですが、でもどきどきしますよね。

現役時代そのままのフォームで打席に立つ原選手。ピッチャーは現役の大学生。ピッチャーが投げたボールをフルスイング!打球は平凡なフライ。う〜ん、やっぱりだめかぁ。でも、さすがボールを「上げる」技術ってのはずっと持っているんだなぁ、なんて思っていたら!フライがライトとセカンドの間にポトリ。テキサスヒットとなりました。

代打で出てきてテキサスヒットと言う、なんとも言い難い微妙な結果を残した原監督、塁上でテレ笑い。塁上で、自ら代走を指名してベンチに戻っていきました。

正直、結果は微妙と言うか、中途半端というか、なんとも形容しがたい結果に終わってしまいましたが、原監督の代打は凄く盛り上がったので、その点ではよかったんじゃないでしょうか。

あと、九回の裏、最後のピッチャーとしてロッテの園川選手が登板。って、すでに引退しているんですか、この方?なんか、周りのファンが「おいおい」とか言いながら笑ってるんですけど。でも、最後のバッターをぴしゃりと抑えてゲームセット。やっぱ凄いね。

ということで、この交流戦、思った以上に楽しかったです。料金が安かったせいか、子供連れの家族が多く、子供たちが球場の空いているスペースで元気よく遊ぶ姿なども見られました。ま、彼らは野球はぜんぜん見ていないんですけども・・・。でも、プロ野球もこんな感じで家族そろって楽しく観戦できるイベントになれば、もう少し明るい未来像を描けるのかもしれませんね。

僕自身も凄く楽しむことが出来ました。本当に楽しかったです。また、来年もやってほしいなぁ。