クリスマス

子供の頃は毎年楽しみだったクリスマスも、いいかげん年を取ってくるとさほど楽しいイベントではなくなってきます。もちろん、成人した後も愛する人と過ごすイブは楽しいのですが、僕の場合、「クリスマスイブの夜に振られる」という大層素敵な経験をしたことがあるので、この時期クリスマスソングなんかを聞くと、あの日のことが思い出されて、なんと言うか、こう・・・



(ノДT)アゥゥ


さて、国民のほとんどがキリスト教徒でないにもかかわらず、毎年大盛り上がりを見せる日本のクリスマスですが、国民の多くがキリスト教徒であるにもかかわらず、アメリカのクリスマスはなんだか複雑な状況を抱えているようです。

“苦し”この夜…Xマスの祝い方巡り、米で議論過熱(読売新聞)

クリスマスを堂々と祝うべきか、それとも、非キリスト教徒への配慮から、慎むべきか――。キリスト教徒が国民の8割強を占める米国で、「12月のジレンマ」と呼ばれる議論が、例年以上に過熱している。

キリスト教徒も多く住むアメリカでは、他の宗教を信仰する人々に配慮したほうがよいのでは、と言う意見があるようです。一方で、「なぜクリスマスをおおっぴらに祝ってはいけないのか」という反発の声もあるようで、なかなか複雑な状況にあるみたいですね。

クリスマスが宗教行事として認識されているからこそ、こうした論争が起こるんでしょうね。日本では絶対に起こらない論争ですよねぇ。キリスト教徒なんてそんなに多くないのに、みんな楽しくクリスマスを過ごしているわけですから・・・。

この問題を激しく議論しているアメリカ人が、日本のクリスマスの「惨状」を見たらどう思うんでしょうねぇ。唖然としちゃうかなぁ・・・。

でも、「信仰は人それぞれだけど、とにかくみんな楽しくやろうよ」っていう日本人的でアバウトな宗教観って、今後の国際社会で無用な争いを避ける上で結構重要な感性になっていくのかなぁ、という感じもしますね。