25日のクリスマスイベント

なんだか、もう時期はずれの話題になってしまいましたが・・・。25日に東武鉄道のクリスマスイベントに行ってきました。

このイベント、東武鉄道に新型50000系電車が投入されるのを記念して行われた撮影会で、東武東上線森林公園駅近くの車輌基地で開催されました。東上線は僕が普段よく利用する路線なので、親近感があることもあり、1時間ほど電車に揺られて森林公園まで行くことにしました。

東武50000系
で、これが新型の50000系です。前面のオレンジが印象的なデザインになっています。東武の車輌と言うと、水色の帯か、あずき色の帯のイメージがあるのですが、この車輌はずいぶん明るいオレンジ色を採用しており、通勤型の車輌としては珍しい配色のように感じます。今後、このオレンジ色が池袋駅に勢ぞろいする姿を想像すると・・・、なんだか目がちかちかしそうです(笑。でも、東武東上線ってなんだか垢抜けないイメージがありますから、これくらい思い切ったデザインにするのもいいのかもしれませんね。

また、このオレンジですが、よく考えてみると東武本線で走っている特急スペーシアと同じ色なんですよね。あの列車も比較的新しい列車ですから、ひょっとすると、東武鉄道は今後このオレンジ色をコーポレートカラーとして前面に押し出してくるのかも。オレンジがコーポレートカラーの鉄道会社ってあまりありませんから、他の鉄道会社と差別化が図れていいかもしれません。

さて、イベントのほうですが、僕が思っていた以上の多くの人々が訪れていて、大盛況でした。客層は、「バリバリの鉄道マニア」と「家族連れ」の二つに分かれていて、鉄道ファンはひたすら写真を撮り、家族連れは子供たちと一緒に鉄道を見て楽しむといった感じでした。また、イベントのほうもどちらかと言うと子供連れの家族を意識した企画が多かったような気もします。

例えば、子供限定の東武鉄道の制服を着ての写真撮影。周りにはサンタやトナカイの着ぐるみも居て、子供たちを楽しませていました。サンタ服を着た女性も子供たちの世話をしていましたが、あれはどちらかというと子供たちよりお父さんを楽しませていたような・・・。また、本物の車輌の機器を操作できるというイベントもあり、これも子供たちを喜ばせていました。車掌さんが使うマイクで車内放送をしたり、ドアの開閉をしたりしていたみたいです。子供たちも、また子供たちをつれたご両親もみんな楽しそうでした。幸せ家族っていいなぁ。

一方、撮影に専念する鉄道ファンのほうですが、こちらのほうはむしろ殺気すら感じるくらいに撮影に熱中していました。確かに珍しい車輌や、普段見ることが出来ないヘッドマークなどをつけている車輌も多いので気持ちは分かるのですが、ちょっと怖いような感じも受けましたねぇ。まあ、僕もそんな中に割って入って写真を撮っていたので、同じ穴のムジナといったところなんでしょうけれども。

で、今回のイベントで僕が取ったベストショットをご紹介。鉄道写真の撮影に熱中するマニアを呆れ顔で見つめる、森林公園在住のネコ君です。背景は、東武8000系リバイバル塗装車輌となっています。

鉄道マニアを見てあきれるネコ君